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戯曲 『天の光とすべての私』(西暦2024年版)
¥1,500
文庫サイズ 坂本企画の代表作『天の光とすべての私』(西暦2024年版)戯曲本。 【あらすじ】 地球上のどこにも居場所のない女。 彼女は宇宙飛行士になったはずだった。 しかし、地球に取り残される彼女。 夢を失い、娘が生まれ、純粋に地球的な生活を送る彼女に、 再び訪れる旅立つチャンス。 彼女が選ぶのは、見続けた夢か、生き続けた人生か。
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戯曲『抱えきれない わたしを抱いて』
¥1,500
※※※2024年4月中旬以降発送です※※※ 文庫サイズ 坂本企画2024年最新作『抱えきれない わたしを抱いて』戯曲本。 【あらすじ】 “あの子”は突然やってきた。私たちの教室に。“あの子”が繋がれた、最先端の生命維持装置。それを扱うのは、先生一人と十三歳の私たち。生命維持装置の警報が鳴れば、すっ飛んでくる金切り声のおかあさん。荒れるクラス。攻撃し合うクラスメイト。私の大好きな先生は、日に日に疲れてうつむいていく。 誰かが背負わなきゃいけないなら。私がぜんぶ背負ってあげる。──幼い決意が芽生える時、導かれる解答は。
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戯曲『さよならの食卓』
¥1,500
※2022年7月28日より発送開始 文庫サイズ 坂本企画2022年最新作『さよならの食卓』戯曲本。 【あらすじ】 あなたに、私を好きなまま死んで欲しいと思うのは、わがままだろうか。 そこは、願えば誰でも不老不死になれる未来。 それでもヒラサカ ミツは、不老不死になるつもりはなかった。 彼女にとって生きることは苦痛であり、終わりのない生は地獄だと感じていたからだ。 そして、パートナーであるタチバナ アサの愛情が、いつか冷めるであろうことに 耐えられそうになかったからでもある。 訪れるいくつかの出会いと別れを経て、ミツは、人が死ななくなった世界の中で 「自分の愛するもの」を見つけることができるのか。 上質な不道徳の演劇を掲げる坂本企画の、「愛すること」をめぐる切実な会話劇。
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戯曲『寝室百景』再演版
¥1,500
文庫サイズ 192ページ 2012年初演の坂本企画の演劇作品『寝室百景』に再演時の加筆訂正を加えた戯曲本です。 ※一部版組に乱れがあります。可読性に問題はありませんが、ご了承の上ご購入ください。 【あらすじ】 「彼ら」にとって、世界は一日限り。なぜそうなるのかは分かっていない。原因も、対処法も、それが本当に病なのかさえ。ただ、「発症」した人間だけが少しずつ社会に増えていく。 「彼ら」の語る、日々異なる歴史、異なる常識、異なる関係。「彼ら」の目に映る世界は、私達の見ている世界とは異なる世界。 舞台は、それ故に私達の世界では生きていけない「彼ら」が過ごす、とある療養所の一室。そこは、ひと夜毎の別れ、日々新たな出会いを繰り返す、「彼ら」のための夢幻の王国。 そこは、一度消えれば、二度と現れぬ、「彼ら」の日常を閉じ込めた無限の牢獄。 そこで語られる、「彼ら」のうちの一人を婚約者に持つ女の愛の行方。家族ではなくなってしまった家族を見守り続ける、男たちの決断。「病識」のない「彼ら」の中で、はじめて自分の置かれた状況を知った男の、いつもどおりの最後の一日。 記憶も常識も昨日とは違う人間は、果たして「昨日と同じ人間」と言えるのか。「彼ら」との関わりの中で、私たちは、この世界の不確かさを知る。人々は、いつしか、「彼ら」との日々を、「寝室百景」と呼んだ。
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OMS戯曲賞 vol.30
¥1,000
坂本企画の座付き作家・坂本涼平が2023年に佳作を獲った「OMS戯曲賞」の受賞記念冊子。 戯曲『さよならの食卓』と選評が収録されている。